冬も明けて春になり、遠出がしやすくなってきました。
恐らくバイクに乗っている人は遠出する計画を練っている頃かと思います。
僕もそんな一人です。
ただ、中には「初めての長距離のツーリングでどうやってルートを決めていけばいいのかわからない!」っていう人もいるかと思います。
そんな人の為に!今回は僕なりの長距離ツーリングのルートの決め方を紹介していこうと思います。
近々遠出をしようとしている人にとっては参考になるように書いたので、気になる人はお付き合いください。
目的地を決める
今回はお手本として、今年の春か夏の長期連休で行こうと思っている、湘南から九州まで行く長距離ツーリングの予定を元に説明していきます。
僕が行こうとしているのは長崎県の出島です。
目的は勿論ドラクエウォークです。
全て下道で行くとなると距離が1,200kmとかなりの距離なので、ある程度計画を立てないと厳しいんですよね。
とりあえずルートを決めていきましょう。
ルートは往復ではなくて一周を意識する
ツーリングだけじゃなく旅行全般に言えることですが、ルートを選定する時は往復では無く、ぐるっと一周することを意識して計画するのをオススメします。
もっと単純にいうと、同じ道は通らないってことですね。
今回のルートをもう一度見てみましょう。
茅ケ崎駅からスタートするとして、そこから国道1号線を通りながら西を目指して九州に向かうルートになってますね。
行きはそれでもいいかもしれませんが、帰りのルートも同じだと同じ景色を見る事になるので、なんかもったいない・・・。
余程いい景色や美味しいものがあったら別ですけど、旅行っていかに沢山の新しい景色に触れられるかが重要だと思ってるので、
来た道をそのまま戻るのはもったいなくない?って思っちゃうんですよね。
なので、僕は基本的に往復するルートにはしません。
一日で移動できる限界距離を決めておく
遠出する場合、特に初めて遠出をする時は自分が一日にどれぐらい移動できるのかを把握しておきましょう。
移動できる限界距離は
- 自分の体力
- バイクの種類
- 高速道路を使えるのか
左右されるので、事前に1泊2日程度の軽い泊りがけのツーリングをして把握しておく事をオススメします。
僕の経験上、移動だけするのであれば1日400~500km、観光を楽しみたいのであれば300kmまでが限界かなって感じです。
これ以上先に進むことも可能っちゃあ可能ですけど、日が暮れてしまったり眠くなったりとロクな事がないので、
一日の移動距離は300~500kmで留めておくのが無難です。
日が暮れて先に進むのはNG!
日が暮れても走り続けるのはオススメしません。
場所によっては街灯がないエリアもありますし、僕が住んでいる湘南エリアのように暴走族がウロウロしている可能性があるので気を付けましょう。
Googleマップに逆らわない
Googleマップやその他地図アプリを使いながら長距移動する人が多いと思いますが、特別な理由がない限りはナビに従って移動しましょう。
よく下心をだして「この抜け道使えばショートカットできるじゃん」って思ってショートカットしたい気持ちもわかりますが、たいてい泣きを見る事になります。
↑これ、国道です。
例えば昔、僕が四国の高知県に行った時にちょっとショートカットしようとして大きな道路を避けてわき道を通ったことがあるんですが、
そこは整備もされてなく、車どおりも少ない、正に酷道と言ってもいいぐらい酷い道でした。
明らかに近道になるのにGoogleマップが通るように指示しない道というのはたいていロクな道じゃないので、余程の酷道マニアじゃない限りは従っておくのが無難です。
フェリーはできる限り使う
長距離ツーリングする時はバイクだけの移動だけじゃなく、フェリーを使うのもおススメです。
単純に移動時間の短縮になりますし、何よりも気分が揚がります。
僕のように高速道路に乗れないバイクに乗っている人はフェリーは必須中の必須です。
バイク乗りの間ではフェリー=北海道に行く為の乗り物と思いがちですが、それ以外にも便利なフェリーは沢山あります。
僕がよく使ったり、便利だな~って思うフェリーは
ですかね。
これらのフェリーは名古屋や大阪、福岡といった大都市を避けて移動ができるので非常に便利です。
欠点は運行ダイヤが決まっている事と、料金が若干かかる事ですかね。
それでも道路を使って移動するよりもずっとず~~っと効率的なので、ルートを選ぶ時は是非とも組み込みたい乗り物ですね。
ホテルは基本的に予約しない
長距離ツーリングに行く時に、ホテルを予約するのは個人的にはオススメしません。
理由はツーリングの予定が不明瞭だからです。
僕が初めて長距離ツーリングで島根県まで行った時に、全行程をホテルで予約していましたが、そうしてしまうと絶対にホテルにたどり着かないといけなくなるんですよね。
バイクで移動する場合、渋滞や事故、天候のリスクもあって時間通りにホテルにたどり着くのは非常に難しくなります。
この時は台風が近づいていましたがキャンセル料が勿体ないというしょうもない理由の為に、ツーリングを決行したという苦い歴史があります。
旅の目的地として旅館やホテルを取るのはいいんですが、予約をしてしまうとその為にスケジュールが引っ張られてしまうリスクがあるので、
僕はホテルには泊まらずに、自由に寝泊まりできる漫画喫茶を愛用しています。
最近の漫画喫茶、特に快活クラブなんかは完全防音個室やシャワーを備えている店舗が多いのでありがたいですね。
ただし、疲れがよく取れるのは圧倒的にホテルなので、無理な移動をした時やものすごく疲れた日なんかはホテルに泊まるのも一つの手です。
漫画喫茶が少ない地域もあるからね。
最終的な旅工程
今まで説明した内容を意識しながら旅工程を組んだ結果、
茅ヶ崎駅から名古屋→三重→和歌山→四国と渡って、愛媛から大分県にフェリーで上陸して長崎へ向かい、帰りは北九州フェリーに乗って関東に帰る。
というルートに決定しました。
基本的に街中を通るルートにしてるので急な宿泊も対応できるはず!
もちろんこの通り行けるのかもわかりませんが、これが現実的なルートなのかなって思います。
あとは料金ですが、そこはおいおいですかね。
でもバイクだったら10万円は超えないと思います。たぶん。
まとめ
以上が僕の長距離ツーリングのルートの決め方です。
ルートの決め方は人によって重視してる点が違うので、僕の考えを聞いて参考になった人や浅いと思った人などいると思います。
でも、僕はこの決め方で何回も長距離ツーリングを成功しているので、それなりに信頼性はあると思います。
今度どこかへ出かける時の参考になれば幸いです。
以上で本記事は終わりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。