この記事年末年始休み(12/29~1/4)の帰省ついでにおみやげ回収した日記の一日目になります。
軽い気持ちで読んでください。
今日の予定
年末年始、コロナの影響もあったのでホントは帰る予定はなかったんですが、実家の両親からの「帰ってこい」メールや、
この機を逃したら当分帰ってこれないんじゃないかという不安もあったので、約2年振りに帰る事になりました。
ただ、そのまま帰るにはあまりにも寂しいので、実家の岩手県に帰りがてら福島県と宮城県、
そして岩手県のおみやげを12/29~12/31の間で回収しながら帰る事になりました。
というわけで、今回の工程はこんな感じ。
- 大内宿
- 鶴ヶ城
- あぶくま洞
- 白石城
- 伊達政宗像
- 松島海岸
- 中尊寺
福島県のアクアマリンふくしまは以前ゲットしたので、今回は会津方面の大内宿と鶴ヶ城、そしてあぶくま洞。
宮城県は白石城と伊達政宗像と松島、そして岩手県は中尊寺を回収していきます。
なので、今回の帰省で回収するのは合計で7つになります。
ただ、計画を立てている内に問題も何点か出てきました。
まず、宮城県のおみやげ回収場所の一つに鬼首かんけつ泉という場所があるんですが、雪の影響で2021年度いっぱいは閉園とのこと。
なのでここは今回は見送りになります。
そして、福島県。
計画では大内宿と鶴ヶ城とあぶくま洞は1日で周る予定だったんですが、どう頑張っても1日では周りきれず、、、
かといって、日数を増やすと31日までに帰れなくなるので、しょうがないので行きで大内宿と鶴ヶ城、帰りであぶくま洞を回収する事になりました。
今回は一日目ということで、大内宿と鶴ヶ城を巡ってきます。
ドラクエウォークのおみやげ旅については記事でまとめたので、気になる人はこっちを読んでみてください。
前日譚
12/28、時刻は19:00。
仕事納めも終わり、セブンイレブンの凍ったメロンパンを食べながら、明日の予定について考えています。
というのも、今日出て福島の郡山、もしくは鶴ヶ城の最寄り駅の西若松駅に前泊すれば最短で周れるのでは?と思っていたんですが、
そもそも鶴ヶ城の開城時間は8:30。神奈川を始発で出発したとして西若松駅に到着するのは10:00頃。
この差分の1時間30分の価値が、はたして今日出発してどれだけ恩恵があるのか?というのことをぐるぐる考えていました。
そして悩みに悩んだ結果、
ま、明日出発でいっか!
という結論に達しました。
最も、この結論に最終的に達したのは駅の改札を通る直前だったんですけどね。
出発直前に旅の予定を変更できるのは一人旅の最大の長所です。
大内宿
12/29、時刻は6:30。
大宮駅に到着しました。
まずはここから新幹線に乗って、郡山を目指していきます。
ちなみに今回の帰省で使用する切符は青春18きっぷを使います。
これ使うのは高校生の時に友達との卒業旅行で使って以来だったので、自動改札に通れないだとか、新幹線の乗車券として使えないだとかすっかり忘れていました。
というか、いまだに自動改札に通れなかったんだなって。
時刻は7:30。
あっという間に郡山に到着しました。大宮から福島まで1時間で行ける、やっぱり新幹線は早いっすね。
ここから会津方面へ行く為、磐越西線の電車に乗る必要がありますが、次の電車が8:30と時間が1時間ぐらいあったので、朝食をとる事にします。
今までの経験上、移動や観光に気を取られて食事を一切取らない事とかあるからね。食べれるうちに。
郡山駅を出ると、辺りは薄っすら雪が積もっていました。
そういえばニュースだと、年末年始にかけて寒波が来るって言ってたっけ。
雪が積もっているのを見ると、東北だなって感じがして嬉しいです。
郡山駅前にあった松屋で朝食。
朝定食にしようかと思いましたけど、牛めしの方が安いのでこっちで。
松屋は味噌汁が付いてるので嬉しいですよね。
旅行独特のメチャクチャな食事ホント好き。
食べ終わったら郡山駅をちょっと探索。
8:00なのに人が全然いないので、ここら辺は地方だなって感じがしますね。
電車少な・・・。
Suica全然使えないじゃん・・・。
時刻は8:29。
会津若松駅行きの電車が来たので乗り込みます。
郡山駅からは1時間弱と長い道のりですが、おみやげ旅に慣れてるのでこれぐらい余裕ですよ。
時刻は9:41。
会津若松駅に到着しました。
まずは電車やバスの関係で、大内宿を目指していきます。
大内宿に行く場合、ここから西若松駅を経由して、大内宿の最寄り駅の湯野上温泉駅に向かうんですが、
ここで買っておかないといけない超重要切符があるので、観光案内所へ。
それがこれ、『大内宿共通割引きっぷ』です。
詳しくは↑のリンク先で確認してほしいんですが、端的に説明すると大内宿周辺の電車と、 湯野上温泉駅~大内宿間のバスがメチャクチャお得になる切符です。
今回は西若松駅~大内宿~西若松駅という感じで1往復するだけですが、それでも500円ぐらい安くなりますからね。
なので、電車で行くにはこの切符がマジで重要になります。
大内宿周辺は私鉄だから青春18切符が使えない。。。だからこの切符が重要なんすよね。
電車が来るまで1時間も時間があったので、ミスドでドーナツ食べたり、お土産屋さんに寄ったり、鉄道むすめを見たりしてました。
鉄道むすめはこれで4人目だったかな?
時刻は11:00。
湯野上温泉駅行きの電車が来たので、乗り込みます。
見た目がものすごく古い・・・。ほんとにこれで行くんか?と疑っちゃいましたが、定刻通りに出発。
整備するお金とか無いのかな?
会津鉄道を進んでいくと、途中で芦ノ牧温泉駅に停車。
別にここで降りる訳じゃないんですが、ここは猫が駅長を務めていることで有名な駅だったりします。
さっきの鉄道むすめの足元にもちゃっかりいましたし、会津鉄道の名物なんでしょうね。
時刻は12:00。
湯野上温泉駅に到着しました。
周囲の外観に合った、昔懐かしの駅でした。岩手にもこんな駅があったような。
さて、ここからはバスで大内宿に向かっていきます。
歩きでも行けなくはないと思いますが、道中は坂道の連続ですし、歩道が無いですし、
なによりこの時期は雪が積もっているので、バスで行くのが快適です。
乗る人が多すぎて、補助席に座らされちゃったよ・・・。
時刻は12:20。
大内宿に到着しました。
名称 | 大内宿 |
おみやげ | |
最寄り駅 | 会津鉄道会津線湯野上温泉駅 |
入場料 | 無料 |
入場時間 | 24時間 |
公式サイト | https://ouchi-juku.com/ |
神奈川を始発で出発して約6時間。長すぎ。
東京からもっと早く着く方法もあるみたいですが、それはまた今度。
さて、この大内宿。どんな場所なのか知らない人も多いと思います。
僕自身、この場所を知ったのは今回が初めてです。
バスのガイドさんの話によると、栃木県の日光と、福島県の会津を結ぶ宿場町だったらしく、
その歴史ある街並みは国選定重要伝統的建造物群保存地区に指定されているそうですよ。
白川郷に歴史的背景をくっつけたような場所と思って貰えればいいかな?
しかしこの大内宿、お店が所々に出てはいるんですが、そのほとんどがねぎそば屋。
ねぎそばというのはここら辺の名物らしく、お箸のかわりにネギで蕎麦を食べるという変わった郷土料理。
ネギも蕎麦も嫌いじゃないので別にいいんですが、果たして味に違いがあるのか?疑問なんですよね。
まあ、後で食べてみます。
白川郷ののし餅みたいに原価が安いから置いてる説もあるだろうし。
最初に向かうのは大内宿の全体を見渡せるという展望台。
白川郷の展望台と違って歩いて向かう事ができるらしいんですが、雪のせいで足場がものすごく悪い。
おまけに杉の木に雪が積もってて、たまに大量の雪が落ちてきてメッチャ危ない。
階段が滑り台になってて草。
まあ、草じゃないんですが、ソリですべったら面白そうだなって思いました(小並感)。
そしてようやく展望台に到着。
もっと上にも行けるっぽかったですが、靴が春用のそれで危なかったので、ここでやめときました。
最初は雪の時期の福島県に行くのかかなり迷いましたけど、こうして見ると雪の大内宿、いいですよね。
個人的に雪は嫌いですが、雪景色は好きなので、いい時期に来れたと思っています。
満遍なく雪が積もってていい感じ。
転びそうになりながら展望台を後にして、大内宿の『本家 叶屋』に入店。
ここは色んな種類のお手玉が置いてあって、それだけで可愛くて素敵なお店だったんですが、一番目を引くものがこれ。
なんと、ここにある漬物類が無料で試食できるんです。しかもお茶付き。
コロナウイルスの性で試食も絶滅危惧種になりつつありますが、ここではそんなの関係無いみたいです。室外だからか?
とりあえず、僕は卑しくて貧乏性な人間なので、ほとんどを食べましたが、特に美味しかったのが下郷高菜きくらげのしぐれ。
ここのオリジナル漬物らしく、もの凄く美味しかった。
というか、沢庵やらなめ茸やらのお馴染みの漬物もレベルが高く、白飯が欲しくなりました。
これらの商品は叶屋さんのHPで通販をしているので、気になる人は要チェック。
時刻は13:00。
場所を移して、気になっていたネギそばを食べます。
帰りのバスが14:20なので、ここで30分程度時間を潰して、そこから他のお店を物色しつつ時間があればさっきの漬物を買って。。。
みたいにネギそばを待ちながら、今後の計画を立てていたところ。。。
ソバが全然来ない・・・。
仕切りに店員さんが「ソバが出来上がるのが遅れます。」みたいな事を言っていたので「まあ、20~30分ぐらいかなぁ」って思ってたんですが、
50分経っても一向にソバが出てきません。
何にそんなに時間がかかるんだ・・・。
帰りのバスが14:20ですが、この次のバスが15:30頃。
それに乗ってしまうと、次の目的地の鶴ヶ城の開場時間には絶対に間に合いません。
それに何が怖かったって、湯野上温泉駅~大内宿間のバスは予約も受け付けているらしく、
その予約している人や早々に並んでいる人でバスがあぶれてしまったら、湯野上温泉駅に帰る手段が無くなってしまい、タクシーで帰る事になります。
おまけに湯野上温泉駅発の電車はバスの到着時間と合わせているので、バスに乗り遅れたら電車にも遅れるという最悪のコンボをくらってしまいます。
ソバが来ないだけでこんなに焦るとは・・・。
そして注文して約1時間、ようやくネギそばが到着しました。
うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!ズルズル(そばをすする音)
バスの時間が迫っている事もあり、お店の人には悪いですが5分程で平らげました。
ホントはネギですするのがホントの食べ方だったんですが、そんな事をしている時間が無かったので、
ソバをすすり、薬味としてネギを齧る食べ方をしていました。
そんな食べ方をしているとお店の人がやってきて、
このネギはこの囲炉裏で焼くと風味が増してもっと美味しくなるんですよ~。ネギを切る用のハサミ持ってくるのでちょっと待っててください。
いやいやいや
そんな時間ないって、美味しく食べる余裕なんてないって言いたかったんですが、ここで時間をさらに食われてしまいました。
まあ、たしかに焼いたらもっと美味しくなりましたけど、時間を推してまで食べるほどではないかなぁ。
時刻は14:15。
やばい!時間がない!!!
結局さっきのお店に1時間以上滞在しちゃいました。
バスの時間まで時間がないので、他の店への観光は諦めてダッシュでバス停に向かいます。
時刻は14:30。
なんとかギリギリ間に合い、湯野上温泉駅に帰ってきました。
時刻表見てみると、ほんとに電車来ないですよね。恐ろしい・・・。
じゃあ、次は西若松駅に行って鶴ヶ城に行ってきますか。
鶴ヶ城
時刻は15:30。
鶴ヶ城の最寄り駅の西若松駅に到着しました。
ここから20分程、鶴ヶ城まで歩きます。
多分バスとかあると思いますけど、時間に余裕あるし、大した距離じゃないので徒歩でいいでしょう。
鶴ヶ城のお堀に到着しました。
すっかり凍ってしまって、お堀の役割が果たせていない・・・。
いや、渡れるほど厚くなさそうだし、意外とそうでもないのか??
駐車場やら地図やらトイレやらを過ぎると、ようやくお城がハッキリ見えてきました。
現在の時間は16:00。平常時間が17:00なので、ギリギリでしたね。
大内宿のバスに乗れてよかった・・・。
そしてようやく鶴ヶ城に到着しました。
名称 | 鶴ヶ城 |
おみやげ | |
最寄り駅 | JR只見線西若松駅 |
入場料 | 410円 |
入場時間 | 8:30~17:00(最終入場16:30) |
公式サイト | https://www.tsurugajo.com/ |
日がすっかり沈んできているので暗くはなっていますが、イイ感じに日が当たって神々しくなってくれました。
鶴ヶ城前の広場では子供たちが雪だるまを大量生産したようで、ここで記念撮影。
これは中々いいのが撮れたんじゃない?(自画自賛)
さて、城内の様子ですが残念ながら城内はほとんどの階層が撮影禁止となっていたので、写真が通天閣からの眺めしかありません。
雰囲気としては小田原城に近かったですね。
よくある博物館的なお城って感じでした。
天守閣からは会津市に沈む夕日をとる事が出来たので、時間はギリギリでしたがいい時間で来れたなって思います。
ちなみに鶴ヶ城ではドラクエウォークとコラボした、特別な御城印を配布しています。
僕は御城印には興味が無いので貰わなかったですけど、興味がある人は是非。
詳しくはTwitterで。
時間があまり無かったので、鶴ヶ城は早々に退散します。
大内宿に着くのがもう少し早かったらもっと余裕があったかもしれませんが・・・。
そもそもお城って全然詳しくないので、これ以上長居しても大して変わらないかな・・・。
まあでも、なにか食べたかったって言うのはあるかな。
ここからは会津若松駅経由で郡山駅に戻って、そこから宮城県へ北上します。
西若松駅に戻ってもいいですが、ここから会津若松駅はそれほど遠くなかったので、歩いて向かいます。
時刻は19:00。
電車が遅延するトラブルがありましたが、郡山駅に戻ってきました。
郡山駅、朝来た時よりもイルミネーションが光っててすごく綺麗になってました。
地方の駅はイルミネーション頑張りがち。
とりあえず、福島県でまだ名物を食べていないので郡山駅内で喜多方ラーメンを食べます。
最近は家系ラーメンみたいな体に悪いラーメンしか食べてなかったので、すごく美味しかったです。
というか魚介系のラーメンは数年振りですね。
ラーメンを食べた後は郡山駅から南福島駅に移動して、いつもの快活クラブに移動しました。
"いつもの"とは言いますけど、快活クラブで泊まるのって、恐らく去年の岐阜以来なのでかなり久々ですね。
幸い、鍵付き完全個室がある店舗だったので、快適に眠れそうです。
そうそう、忘れてた!食料を買ってたんでした。
右は皆さんおなじみのステラおばさんのクッキー。キャンペーン中らしく、10枚540円で売っていたので買っちゃいました。
そしてメインは左の柏屋の薄皮饅頭。
これ、前から食べてみたかったんですよね。お味はもちろん美味しい。
そんじょそこらの温泉まんじゅうよりかは、味がワンランク上でした。
まとめ
はい、という事で福島県のおみやげ巡りでした。
たった2つのおみやげでしたが、福島県が広い事もあってすごく疲れました。
今だから言いますけど、大内宿でネギそば食べなかったら良かったと後悔しています。
まあ、遅れるって言われて待つことを選択した僕のミスではあるんですが、まさかあそこまでとはなぁ・・・。
明日からは宮城県を経由して岩手県へ帰るので、今日はここで終わります。
次の日↓
以上で本記事は終わりです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。